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三浦忠夫 創作人形及び絵画展案内図

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「三浦忠夫 創作人形及び絵画展」の案内図です。

三浦忠夫 創作人形及び絵画展

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三浦忠夫 創作人形及び絵画展
日時 平成20年10月25日(土)・26日(日) 10時〜17時
場所 世田谷区経堂4―20―2 経堂田中ビル2F 「ファースト・クラスルーム世田谷」
   電話03―3439―2555
   小田急線「千歳船橋」駅徒歩3分
問合 アトリエM(三浦忠夫)
   携帯090-9293―1390
   メール tadaom@pm.catv.ne.jp
 


フランス映画「商船テナシチー」

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フランス映画「商船テナシチー」の思い出

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 映画「商船テナシチー」の思い出   映画研究家 三浦忠夫
 やっとジュリアン・デュヴィヴィエ監督の1934年に作られたフランス映画「商船テナシチー」を京橋にあるフィルム・センターで観ることができた。ジュリアン・デュヴィヴィエは、古典フランス映画のビッグ5の1人で、他の4人は、ジャック・フェデー、ジャン・ルノワール、ルネ・クレール、マルセル・カルネである。第二次世界大戦中は、米国に亡命したが、ハリウッドとは水に合わず、戦後再びフランスに戻り作品を撮り続けた。日本では彼の作品が戦前から異常なほど人気があり、映画史研究家ジョルジョ・サドゥールによれば、「この監督は、東洋の一小国だけにおいて、熱烈な観客がいる。」と言わしめているほどであった。現在では、フランス本国においても正当な評価を受けている。
「商船テナシチー」は、若者二人が新天地を求めてカナダにいくことを決め港町まで行くのだが、運命の皮肉と失恋を乗せて船は出てゆく。彼らには新天地はあるのか・・・というのが筋書きだが、ラストの結末は意外だった。人生にはこんなこともあるかもしれないな、結構余韻を引く映画だった。
この映画を観たら、昔のあることを思い出した。それは今から20年くらい前のことになるが、映画好きの友だちから新宿に映画好きのママがやっている夜のお店、つまり飲みやというかバーがあるというので、名前を聞いたら「商船テナシチー」だという。フランス映画だということはその当時から分かっていたが映画は観ていなかった。お店に早速行ったみたが、ママは歳は判らないが結構いい歳の人だった。若い頃、パリでバレエの修行をしたことを話してた気がする。
 映画について何を話したか具体的には憶えていないが、色々な話をした。店の壁には往年のスターの顔写真が多く貼ってあった。特にフランス映画の女優の写真が多かった。ミシェル・モルガンだけしか分からなかった。それだけ古い写真が多かった。他にアメリカ映画、イギリス映画のポスターがあった。このポスターたちは観た映画が多かった。映画のことを話していてママに注意されたことがあった。ダーク・ボガード、ハンフリー・ボガードは、「ド」じゃなくて「ト」だよと言われたことがあった。あとでアルファベットを確認したら確かにそうだった。ちょっと恥ずかしかったことを憶えている。また、そのお店の入り口のドアの内側に何新聞だか忘れたが切り抜きが貼ってあった。内容は、古い映画が話せるユニークなお店として紹介されていた。当時は話題になってお客も結構来たのだろうと思った。

 先日フィルムセンターでこの映画を観てこのお店を思い出し、ふと彼女は何故お店に「商船テナシチー」という名前をつけたのかなと思った。でもこの映画を観たらなんとなくそのことが分かったような気がした。それはこの映画のラストの皮肉な結末に関係しているのではないか、と思って納得した。そんなことを考えていたらまたあの店に行ってみたくなったので訪ねてみた。新しいビルが建っていて昔の面影は何もなかった。もちろん「商船テナシチー」の看板も無かった。そのときふと思ったことがある、そういえば、あの薄暗いお店の中はまるで映画「商船テナシチー」の船内みたいだったな、と今気が付いた。(完)







創作人形展に出演する人形たち  その8「女王」

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 「あなたのブログは写真だけで何のコメントもないのが多い。そうかと思うと長文が載っている。」という意見を聞きます。文章があったりなかったり、読む方は結構戸惑う、ということです。載せる方としては、特に創作人形は写真だけを載せることが多いです。文章なんか載せるより、そのものズバリ載せた方がいいのではないかと思っていましたが、実は文章を書くのが面倒くさかったことが理由です。つまり、人形をつくるには必ずその動機があるわけで、その経緯いきさつを思い出すのが面倒くさかったのが本当の理由です。そんなことからなかなか文章を書かなかったのです。出来上がった作品を見て、何でこんな人形作ったのだろうか、と自分で思う時があります。また、作った直後は、その動機をは思い出せても、しばらく時間が経つと忘れてしまいます。これからは、作ったその理由を書いてみたいと思います。
 そこでまずこの作品「女王」ですが、何故これを作ったかというと、それは10年近く前にイギリスへ旅行をしたことにさかのぼります。ロンドンのポートレイト美術館でエリザベス一世の絵を観てその画集を買ったことから始まります。その後、映画でケイト・ブランシェットの「エリザベス」や「エリザベス、ゴールデン・エイジ」を観たりしているうちになんとなくその人形を作りたくなりました。画集や映画をそのまま真似るのではなく、何か独自のものにしたかったのです。ただ、画集や映画から感じたエリザベス一世の持つ気品というか威厳というか、つまり人の上に立つ女王の品格みたいなものを表現してみたかったのです。この作品はまだ製作途中ですが、十月の個展までには完成させたいと思っています。そんな自分の思いが表現できればと思っています。


創作人形展に出演する人形たち  その7「黄色いスカートを穿いた赤い人」

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創作人形展に出演する人形たち  その6「ローマ人」

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「長谷川一夫シリーズ」を観て  「雪之丞変化」二役

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映画  「長谷川一夫シリーズ」を観て

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 「長谷川一夫シリーズ」を観て       映画研究家  三浦忠夫
 フィルムセンターで長谷川一夫シリーズをやっと観ることが出来た。特に戦前のの松竹や東宝で評判の作品はなかなか観ることが出来なかったがやっと観ることが出来た。殊に「雪之丞変化」や「鶴八鶴次郎」や「源氏物語」を観ることが出来たことは大変良かった。特に「雪之丞変化」(1935年)は、彼の当たり役といわれた作品で、今回の作品は総集編。時間は97分。白黒。朝日新聞に掲載された三上於菟吉の小説の映画化。彼のこの時代の芸名は林長二郎。この映画で彼は歌舞伎の女形と母親とやくざ者の三役を演じている。一人三役とは驚いた!この作品は松竹創設以来の収入で蒲田から大船への撮影所移転費用を一度に稼ぎ出したといわれる。長谷川一夫の長二郎時代の代表作ともいわれ、三部作。これをまとめたのが総集編だが、編集が良くないからつなぎが悪く筋の展開が良く分からないし、物語の流れがなめらかじゃないから見終わってなんか感じが悪い。昔は2部作とか3部作が多く、これを1本に編集したわけだが、それが良く出来てないから観終わって感じが悪い。むしろそのまま分けて上映して欲しい。せっかくの名作が台無しになってしまう。それにしても長谷川一夫はやはり若い作品がいい!戦後の市川昆監督による再映画化は昔観たがやはり古い方がいい。特に闇太郎が良かった。ただ女優陣があまりぱっとしない。長谷川一夫の方が良い女に見える。もっと華のあるいい女優が出演していれば良かったな、 と思った。
 彼の作品では「忠臣蔵」や「近松物語」や「地獄門」や「銭形平次」はすでに観ていたが、どれがいいかというと、やはり名匠とか名監督といわれた人の作品が良い。特に成瀬巳喜男監督の「鶴八鶴次郎」は一番気に入った。山田五十鈴がいいし、長谷川一夫とのやりとりが絶妙に良かった。物語も新内に生きる芸人の生き様がほろ苦く描かれていて、さすが成瀬監督というところ。また「近松物語」は溝口健二監督の作品だがやはり良かった。特に香川京子が印象的だった。また吉村公三郎監督の「源氏物語」は、1951年作品で白黒。大河内傳二郎・木暮実千代・京マチ子・水戸光子・音羽信子共演。この作品は、平安朝の公家の生き様が良く表現されており、長谷川一夫ものびのびと演じており、彼の侍ものの作品とはちがった一面を醸し出しており、これはこれで長谷川一夫らしい役どころだと感じいってしまった。これも吉村公三郎の為せる技(わざ)か。実はまだこの時点で、評価の高い山本嘉次郎監督の「籐十郎の恋」は観ていないわけだが、この作品が今まで観た作品を超えるものかどうか、とても楽しみなところである。(2008.7.9)写真は「鶴八鶴次郎」。






創作人形展に出演する人形たち  その5「ピンクのぶーちゃん」

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